笑顔で会談後の記者発表に望む両国首脳 |
イスカンダール・マレーシアで今までになく協力関係を深める両国ですが、その他にもチェックしておきたいプロジェクトの発表がありました。
【ウェルネス・プロジェクト(Wellness Project)】
イスカンダール・マレーシアの中核都市ヌサジャヤ地区にあるメディニ・ノース(Medini North)の2ヘクタールあまりの土地開発で、マレーシア政府投資会社(Kazanah)とシンガポール政府投資会社(Temasek)によるものです。
“ウェルネス”とは、健康や健全を意味する言葉で、住宅、企業研修センターのほか、健康関連サービスを提供するビジネスを誘致する街になるそうです。
開発企業は大手ディベロッパーのE&O社です。
【ダンガ・ベイ複合開発プロジェクト】
ジョホール・バル市外から西に5kmほどの距離にあるダンガ・ベイ(Danga-bay)の埋立地をシンガポール政府系開発会社のキャピタランド(Capita Land)とTemasekがRM8億1100万で購入する事が決定!
ショッピング・モールや遊園地、クルーズ埠頭などがあり、週末には人が集まるダンガ・ベイですが、マレーシアでも実績があるキャピタランドによる複合開発への投資により、さらなる高級地区への変貌が期待されます。
【高速鉄道(HSR)】
2020年までに両国首都KLとシンガポール間350kmを90分で結ぶ高速鉄道を建設することで正式合意。
これで、現在6~7時間かかるマレー鉄道(KTM)や自動車・バスで5時間かかる移動は大幅に短縮されるでしょう。また、LCC(格安航空会社)を使えば60分程度ですが、空港までの移動時間や待ち時間を考えると利便性は大幅に上がりそうです。
これらの発表はどれもいずれも両国が手を組んで経済協力する約束を交わした重要な決定と言えますね。ますます目が離せないジョホール州、JB!今後の期待が益々膨らみます!
JB支店
マレー半島縦断新幹線計画を一面で伝える地元紙 |
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