2013年3月11日月曜日

MATTAフェアーに行ってきました!

 
 
  マレーシアの旅上手は、毎年2回楽しみにしているイベントがあります。
 
 マレーシア旅行協会(MATTA)主催によるフェアーが、全国の主要都市で3月と9月に開催されます。先週末(8-10日)は、ジョホール・バル西の郊外ダンガ・ベイ(Danga Bay)のシティーモールでMATTAフェアーが行われましたので、早速足を運んでみました。
 
 このフェアーは、期間中航空券やパッケージ・ツアーなどが割引価格で購入できる機会として多くの人を集めます。人気の旅行先は、価格が手ごろな近隣の東南アジア、香港、台湾、中国といったところですが、少し距離があるオーストラリア、韓国、日本も増えているようです。
なかには、リッチに欧州や米国、特にイスラム教徒は中東やトルコなどにも目が向いているようです。
 
 マレーシアの人も裕福になるにつれて、日本も憧れだけ、もしくは物価が高いだけの国ではなくなってきました。日本の美しい自然や文化、ファッション、グルメ、工業製品などを求めて多くのマレーシア人が“日の出る国”に降り立っています。
 


国民団結のスローガン「1Malaysia」ロゴ風の“1果物”
日本政府観光局(JNTO)によりますと2010年マレーシア人観光客は、11万4500人を数え、過去最高を記録しました。その要因として、日本で最も有名なマレーシア企業の一つとなっている格安航空会社エア・アジアのKL-羽田線就航により、日本にも安く行く事が出来ることを印象付けたことも大きいはずです。
 

 しかし、2011年、奇しくも今日は2周年目の節目である東日本大震災の影響があり、8万1500人に落ち込みます。しかし、昨年は13万0300人まで回復。平均の回復率34.6%を大きく上回る59.8%を記録しました。
  
 日本政府や関係当局による放射能への風評被害に対する正しい知識の普及に加え、やはりマレーシアの親日的な風土と震災から立ち上がる日本へ温かい支援の心も根底にあったのではないかとも思います。
 
  
 
 さてMATTAフェアーですが、日本行きのパッケージを扱う旅行会社のブースでは、「北海道」や「東京ディズニーランド&大阪周遊」などの旅行商品に人気が集まっていたようです。
 
 今週15-17日には、首都クアラ・ルンプールのプトラ世界貿易センター(PWTC)でMATTAフェアーが開催されます。
 第三国への旅行、日本への里帰りなど、旅行を計画されている方は、足を運んではいかがでしょうか。

 最後になりましたが、震災からの1日も早い復興を願っております。
 
 
                                JB支店

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