2018年1月19日金曜日

ジョホールバル~シンガポールを結ぶ高速鉄道計画(Rapid Transit System:RTS)本格化に向け両国首相がその建設計画契約に調印

ジョホールバルからシンガポールへ通勤する人の数は一日あたり15万人以上と言われています。国境の橋は乗用車、バイク、バス、輸送トラックなどがひしめき合い、さらには大行列のバスを待つのをあきらめ、歩いて国境を渡る人危険なので禁止行為)さえ見られる程です

2016年に行われた調査によると、1時間当たりの交通量はバスが4,000台、乗用車が52,000台、バイクが72,000台なのだそうです。物価が3倍も違うシンガポールで働くことは、ジョホーリアンとって大変メリットが大きいですが、たったの1.056㎞の距離を1時間~2時間かけて渡らなければならず、その交通量の多さは深刻な問題として注目されてきました。


そんな状況の中、2018年に入ってやっと政府側からの動きがありました。ジョホールスルタンとシンガポール政府間で、長年協議されていたRTS(高速鉄道システム)計画がついに合意に至り、具体的な計画が発表されたのです!

新聞によるとRTS完成後は・・・


1.1時間に乗客10,000人の移動が可能になる

2.1日あたり乗客72,000人の移動が可能
  (現在のKTMB-マレーシア国鉄が一日6,000人なので、約12倍!)
3.シンガポール-ジョホールバル間で4.2㎞の高速鉄道設置
4.ジョホールバル市内を25mの高架式高速鉄道が走る

のだそうです。また、現在使われているCIQとは別に、よりスムーズな入国手続きを目指して新たなイミグレーションが設置されます。出入国を含め片道の所要時間は約30分にまで短縮可能になります。


ジョホールバルに入国後、最初の駅となるのはBukit Chagar駅で、以前から当社がお勧めする優良物件としてご紹介させて頂いているTri Tower(現在、建設中)横に完成予定です。
Tri Towerのご購入にご興味をお持ち頂けた方は、お気軽にお問合せください。

         参考記事はこちら☟

近年、ジョホールバルでは不動産の供給過剰などと言われています。実は、建設がどんどん進む中で人口が追い付かず、またRTSやHSR(High Speed Rail(シンガポール/KL間新幹線))などの計画が先送りされてきたため、ここ数年は一部で不動産価格が下がるものがでているのも事実です。

しかし、シンガポールという心強いパートナーのもと、今回発表されたようにゆっくりと計画は進んでおり、人口も投資も着実に集まってきている、シンガポール側では本計画建設に向けて労働者5,000人が雇用されたという話も耳にします。

2024年にRTS、2026年にHSRが完成すれば、ジョホール不動産のマーケットは変化するだろうと予想されます。シンガポールでMRT駅を中心に街が開発されてきたのと同様に、Bukit Chagar駅周辺を始めとして、市街地開発や駅へのアクセスなども整備されていくことでしょう。


最後に・・・

いま価格上昇が停滞しているということは逆の発想で安く購入できるチャンスでもあると感じております。年々、変化を遂げているジョホールバルの街の様子を見にせひ視察にいらしてください。

最後までお読み頂き、ありがとうございました!


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